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捨てないで、実はすぐれもの 熱中症など、からだの中に熱がこもるのを防いでくれます 

実は日頃いらないなぁと捨ててしまっている物がこんなふうに使えるなんて知っていましたか。

今回は、今から旬を迎えるお野菜の普段なら捨ててしまっているものの有効活用の仕方をちょっとだけお伝えしちゃいます。

余談ですが、夏に旬を迎えるものは夏にとるとからだの調子を整えてくれる力があるので、旬の物たくさんとって下さいね。

とうもろこしの鬚 (ひげ)

とうもろこしの鬚って何かしっていますか?実は「めしべ」なのです。
そしてこのたくさんの量、何本あるかしっていますか?数は私もわかりませんが、これはトウモロコシの粒の数と同じなのです。ということは鬚が多いほど粒数が多い。
ところで、この鬚栄養成分の宝庫なんです。カリウム、アラントイン、フラボノイド、フラボン、フィトステロールなどなど。
その作用は肌の老化を防ぎ、血糖値上昇を抑制する効果、むくみ解消、便秘解消などです
使い方は、皮ごとゆでたり焼いたりして一緒に食べる方法
鬚だけを乾かしてお茶にする方法です。この鬚を乾かしたもの「玉米鬚」というれっきとした漢方なのです。なので、ぜひぜひお試しあれ

冬瓜の皮と種

「冬瓜」と名前に「冬」がつきますが、実は旬は夏、表面に傷がつかなければ冬までもつということからその名前がついたとも言われる「冬瓜」実はふわっとした食感でスープにすると格別な味わいですが、その皮や種にもとっても栄養価が詰まっています。
この皮は「冬瓜皮」といってれっきとした漢方。その作用は利湿消暑といってからだの余分な水分を排出し、暑さを取り除くという物。
そして種は「冬瓜子」といって循環器疾患による浮腫(むくみ)を改善する力や咳を止める力を持つ漢方なのです。
冬瓜子はちょっと使いにくいので、冬瓜皮をうすくむいて乾かしてお茶にしてからだのむくみと熱をとるのに使ってみて下さい。

西瓜の皮

西瓜も冬瓜と同じくからだの熱をさまし、余分な体内の水分を外に排出する力があります。実自体にもその力はありますが、皮の部分の方が強いとされています。
昔はよく赤いところを食べた後にぬか漬けにしていたような。
我が家では一口サイズに切手から軽く塩をしてから塩昆布や甘酢で和えて食べています。
ちょっとした箸休めにいいですよ。

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